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[岩槻まちゼミ] 2. 講座の様子

2022.11.25

お店の人が教えてくれる!得する街のゼミナール「岩槻まちゼミ」が7月29日から9月11日の期間、24講座が開催されました。

参加店舗でチラシを配布したりのぼり旗を掲げたりするほか、SNSで積極的な情報発信が行われました。岩槻まちゼミの実行委員会によるFacebookでは、各店舗の情報を随時公開し、募集状況や講座風景を見ることができます。チラシは岩槻区内の小学校でも配布されました。夏休み期間が重なったこともあって、お子さんの参加や親子での参加も多く見られました。

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参加店の皆さんも講師をするにあたり、改めてご自身のお店の特徴や強みを考えたり、リハーサルをして時間配分を工夫したりと、講座をより分かりやすく、魅力あるものにするため、みなさん積極的に準備を進めていました。

今回は、graceful bellの「おでこを癒す会♪」と焼き肉やっちゃんの「美肌キムチづくり教室」を取り上げて、岩槻まちゼミの開催状況をレポートします。

おでこを癒す会♪

9月5日に脳活エステサロンgraceful bellで「おでこを癒す会♪」の講座が行われました。講師はブレイン ザ ビューティー セラピストの鈴木雅代さん。ご自宅の一室であるサロンで開かれた、「脳活エステ」の知識と技術を活かした講座です。

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掌でラベンダーのアロマオイルを1滴のばし、自分の手の温もりを利用しておでこをマッサージすることで血液の循環が良くなり、脳をリラックスへと導くというセルフケアの体験でした。

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岩槻でヨガの先生をしている方と「岩槻を活性化したい」と話していたこと、まだまだ認識が少ない「脳活エステ」を広めたいこと、また、住宅地にあるサロンの場所を知ってもらう良いきっかけになれば、という想いで参加を決めたそうです。

実施に当たって、工夫したことや苦労した点を聞きました。
「お客様のニーズが分からず、どうアプローチしたら良いか迷いましたが、私にとっては大きなチャレンジでした。"おでこを癒す会♪"というタイトルは、この講座に興味をもってもらうために工夫した点です。募集が始まり申し込みの電話を受けたときは、とにかく嬉しかったですね。」とのこと。
鈴木さんは、"おでこを癒す"とはどういうことか、おでこを癒すことでどんな効果が得られるかをわかりやすくまとめ、お客様のために配布資料を準備していました。また、ご自身が話す内容は、原稿を作成して講座に臨んでいました。

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受講したお客様から「自宅でも、少しの時間に自分でケアできるのが嬉しい」や「すっきりした」などの感想が聞かれました。はじめは緊張していた鈴木さんの表情も、徐々にリラックスしていったことが印象的でした。

美肌キムチづくり教室

9月7日は、焼き肉やっちゃんで「美肌キムチづくり教室」が行われました。講師は、お店の従業員の小島美咲さん。
オーナーの奥津さんは、「お客様に元気を届けたい」「岩槻のまちの活性化に尽力したい」との想いから、10年前より定期的に「キムチづくり教室」を開催していました。その経験を活かして、今回の「岩槻まちゼミ」でも同様の講座を開催したそうです。

8月24日と9月7日の2回実施されましたが、どちらも募集開始後すぐに定員に達し、キャンセル待ちが出るほどの人気の講座となりました。
受講者は、既存のお客様だけでなく、公共施設に置いてあるチラシを見たり学校で配られたチラシを見たりして、初めてこのお店に訪れる方が多かったようです。

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当日は、原材料がずらりと並び、キムチの効能や効果をまとめた配布資料や秘伝のレシピを掲示して、準備万端でお客様を迎えていました。
受講した方の中には、33品目に及ぶ材料と工程の多さにびっくりしている様子も見られました。お店で提供しているキムチが、このような手間をかけて作られているのだということが、よく伝わったのではないでしょうか。

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4名ずつのグループに分かれての共同作業です。「計る、切る、擦る、混ぜる」の役割を分担して進める作業のおかげで、初めて会う方同士でのコミュニケーションも生まれ、楽しそうでした。

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小島さんに、工夫した点や苦労した点をお聞きすると、「私は以前からやっていたキムチづくり教室の経験や引き継いだ資料を参考にして、話す内容を準備しました。」とのこと。また、「この講座のために材料を揃えたり、前日から白菜の塩漬けを準備したりしたのは店長です。」と、オーナーさんの想いをお店の従業員の皆さんが共有して、この講座を開催していることがわかりました。

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取材を終えて

取材にお邪魔したどちらの講座も、お客様に楽しんでもらえるように丁寧に準備して講座を進めていました。
また、今回の「岩槻まちゼミ」では、参加店同士がお互いの講座についてアドバイスし合ったり宣伝したりする機会が生まれ、つながりが深まるきっかけとなっていることも感じました。

参加店の皆さんは、今後もこのような講座を続けていこう、次回はこんな講座をしよう、と早くも次の「岩槻まちゼミ」に思いを馳せているようでした。

講座の最後には、全国で開催されている「まちゼミ」共通のアンケート記入がありました。これを集計することで、地域性が分かり、今後のまちの活性化に役立てることができるのだそうです。さて、今回の「岩槻まちゼミ」では、どのような結果が見られるでしょうか。

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今後も「岩槻まちゼミ」を継続していくことで、お客様とお店の方のコミュニケーションが広がるとともに、店舗同士が同じ目標に向かって活動することで、より絆が深まるのではないでしょうか。
岩槻の特長でもある「"ひと"の魅力」を活かして、今後、どのように展開していくのか楽しみです!

【関連情報】

・岩槻まちゼミ(Facebook)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100083604781015

「岩槻まちゼミ」のチラシへのリンク
https://www.urawamisono-iwatsuki.info/files/56abb4d85f0f06a8084d2b7ed756f6b8891cad80.pdf

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