希望(ゆめ)を未来へつなぐ道 浦和美園ー岩槻地域ガイド

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[岩槻まちゼミ] 1. 開催準備

2022.09.09

7月下旬から9月上旬にかけて開催される「岩槻まちゼミ」。各店舗や工房で24の講座が行われます。「初心者のための」や「女性向け」や「男性のための」と、さまざまな方が参加できる講座が揃っており、お子さんの夏休みの自由研究にも活用できそうな講座もあります。
参加費無料(一部材料費あり)・少人数制・商品の販売や勧誘無し、という3つの原則があるので、お店の人とのコミュニケーションも取りやすく、気軽に安心して参加できることも特徴です。
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6月27日に岩槻駅東口コミュニティセンターで、まちゼミの産みの親であり、ご自身も愛知県岡崎市で化粧品店を営んでいる松井洋一郎氏(内閣官房 地域活性化伝道師)をお迎えして、参加店同士の勉強会と実行委員による説明会が行われました。

松井氏は、ご自身の営む化粧品店の立場で、地元・岡崎市で実施されている「岡崎まちゼミ」に参加しているだけでなく、まちゼミ伝道師としてたくさんの事例と商店街や地域の変化を見てきたご経験から、目標設定の重要性、集客や広報のポイント、受付時や当日の進行についての留意点などを具体的に話してくださいました。
講座に参加してくれたお客様の小さな感動を積み重ね、「大満足」してもらうことが何より大切だという、「まちゼミ」の最も大切にしている心得も理解することができました。

「#(ハッシュタグ)で岩槻をザワザワさせよう」
「まずは、参加してくれる方に喜んでもらおう」
「お客様に満足・感動してもらい、お店と商店街のファンになってもらおう」
「参加店同士も協力し合って、まちゼミを盛り上げよう」
という言葉が印象的でした。

勉強会では、まちゼミを続けていくうちに、お店の人が今まで想像しなかったお客様のニーズに気が付き、新しいビジネスへと発展した事例についても話が及び、さまざまな可能性があるのだと感じました。

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実は、この日の勉強会が「岩槻まちゼミ」の講座内容の最終決定日。参加店同士のグループワークでは、多くの方にまちゼミの講座に来てもらえるように、よりアピールするにはどうしたら良いか、曜日や時間帯はこれで良いかなど、お互いにアドバイスしたり、相談したり活発な意見交換が見られました。

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岩槻の商店や工房が協力・連携し合い、お客様とのコミュニケーションを通して、地域のお店の魅力を伝え、愛着を育てる。それが地域の活性化につながるのですね。
今後の展開が楽しみです。

取材を終えて

松井氏の実践的なお話と活発なグループワークの結果、「岩槻まちゼミ」をみんなで盛り上げていこうという意識がさらに高まったことを感じました。そこにお客様とのコミュニケーションが加わって、まちが活性化する。
これが「まちゼミ」の醍醐味なのかもしれません。
大型店舗やネット販売にはない、お店の人の豊富な経験による「こだわり」や「想い」をお客様が知ることで、信頼関係が生まれる。まさに岩槻のまちの良さでもある「"ひと"の魅力」がカギとなりそうですね。

引き続き、講座の様子に加え、ゼミ実施後の状況を取材して、お店やお客様にどのような変化があったか、見守っていきます。

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「岩槻まちゼミ」が開催されます(希望を未来へつなぐ道)

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