希望(ゆめ)を未来へつなぐ道 浦和美園ー岩槻地域ガイド

Town
まちづくり

浦和美園のまちづくり

浦和美園は、浦和レッドダイヤモンズのホームであるアジア最大級のサッカー専用スタジアム「埼玉スタジアム2〇〇2」が立地、埼玉高速鉄道線「浦和美園駅」を中心に大規模な都市開発(土地区画整理事業)が進む、成長著しいまちです。
開発区域内では、公共施設(コミュニティセンター、小・中学校、公園等)の整備が進み、民間開発(商業店舗、ホテル、戸建・集合住宅等)も活発化し、住環境も整いつつある中で子育て世代を中心に定住人口が増えています。
また、新しいまちの創造を目指し「スポーツ、健康、環境・エネルギー」をテーマにまちづくりを展開しており、その取組を一層加速すべく2015(平成27)年10月にはまちづくり情報発信・活動連携拠点「アーバンデザインセンターみその(UDCMi)」が西口駅前に開設されました。
現在、UDCMiを拠点に「"公民+学"の連携」の理念のもと、行政機関・地元関係者・大学等が協働・参画し、地域資源を活かしつつICT等の最新技術も積極導入した「スマートシティさいたまモデル」構築に向けた新たなまちづくりプロジェクトが始まっています。

about Town

新しい住宅モデルの開発・普及

環境にやさしく、災害にも強く、近所づき合いも育む、新たな戸建開発モデルづくりを目指し、高気密・高断熱の先端エコ住宅を、電線類を地中化した街区内共用部(コモンスペース)でつないだ「スマートホーム・コミュニティ先導的モデル街区」の整備を進めています。
第1期33戸が2016(平成28)年度に竣工し、2018(平成30)年度には第2期45戸が整備着工しています。第3期整備も2019(平成31)年度に実施予定です。並行して本モデル街区整備の成果を広く展開するため検討を進めています。

多様な子育てライフスタイルを応援するまちづくり

子どもの活力を育みながら、子育てママ・パパのライフスタイル実現も支援するため、地域の子育て支援情報配信「美園子育てスタイルBambi」(Webアプリ)や、子育てを地域で頼り合える「子育てシェア」等の取り組みが進められています。
また、浦和美園駅3階で開催される「SRカルチャースクール」は、"教えたい人"と"習いたい人"をつなぎ、講師間やママ・生徒同士のさらなる交流を深める場になっています。

"健幸"を育むまちを目指して

「みその"健幸"度向上プロジェクト」として、専用の自転車モード付き活動量計を用いた歩数や健康イベント参加等によりポイントを貯められる健康ポイント事業をはじめ、年代を問わず、無理のない運動習慣づくりを目指した健康増進プログラムに取り組んでいます。

河川空間等の活用と街並み誘導

歩行回遊性向上に向けては、綾瀬川沿いの遊歩道整備が順次進められています。
また、埼玉スタジアム2〇〇2に隣接する調節池の底面を、スポーツ・レクリエーションの場やイベント空間として広場化する整備計画も進行中です。
さらに、魅力ある街並み誘導のためガイドライン策定に向けた検討をしています。

モビリティ(移動性)の向上

サッカー開催日の交通渋滞が課題となっている中、その対策としてシャトルバス優先走行化の交通社会実験を軸に、公共交通を中心とした交通手段への転換を目指した取組が始まっています。
現在、スマホアプリで車両貸出・返却できるシステムを用いた自転車シェアリング事業が展開されています。また、埼玉高速鉄道が歩行者専用道路内で自動運転EVバス実験走行(試乗会)が実施されるなど、IoT・AI等の先端技術の実証・導入が進められています。

大学附属病院の誘致

埼玉県による医療拠点施設の誘致に対し、まちづくりなどへの効果が期待されています。