希望(ゆめ)を未来へつなぐ道 浦和美園ー岩槻地域ガイド

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浦和美園~岩槻 暮らしの日記帳

「岩槻駅東口お店探検まち歩きツアー」に親子で参加しました!

2020.12.09

11月3日(火・祝)に「岩槻駅東口お店探検まち歩きツアー」が開催されました。
東西住民の交流や子どものお店でのお買い物体験を目的とした、普段東口のお店に足を運ぶことが少ない西口在住の親子を対象としたイベントです。

商店街のお店の方や人形関係者をはじめ、岩槻のまちをもっと元気にしようという思いのある方々が集まった「岩槻まちの戦略会議」が主催、案内役をつとめるとのことなので、昔の岩槻の様子や、お店のことなどがたくさん聞けそう!と期待して申し込みました。

まち歩きを楽しみたいという思いもありましたが、「商店街や路地に子どもの居場所をつくりたい」という主旨にも賛同し、ワクワクしながら集合場所の東口前クレセントモールへ行きましたよ~♪

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子どもたちには、地域ポイント「たまぽん」のキャラクター「うさぎのピッピ」の手作りがま口が渡され、お財布に1000円を入れて準備OK!スケジュールやまち歩きルート図をもらい、ふたつの班に分かれてスタート。さあ、出発です!

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地元の方の案内を聞きながら、まずは裏道へ。
屋根の真ん中に魔除けの意味で置かれた鍾馗(しょうき)様などを探しながら、城下町だった頃の風情を思い歩きました。裏道は車の通りも少なく、小さな子どもといっしょに散歩するのにちょうどいいですねー。

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1軒目に立ち寄った中島煎餅屋さんは大正時代から続くお店だそうです。いよいよお買い物開始!大きな手焼きせんべい。子どもが持つとほんと、大きい~!

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次に立ち寄った八雲神社は、岩槻の市神様(いちがみさま)と言われ、昔は大通りの真ん中にあったそうです。道路や交通の変化で今の場所に移動。お堂の中に飾られた木の彫り物を見せてもらったり、大きなおみこし小屋を特別に開けてもらったりして、子どもたちも大喜びでした。そこからから小銭を出してお参りし、次へと向かいます。

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続いて「市宿通り」という大通りを歩きました。
通り沿いには昔を感じさせるたたずまいの商店が並んでいます。100年以上続く老舗の和菓子屋、田中屋本店さんと約180年前の酒蔵の建物を店舗にした和菓子屋、藤宮製菓さんでお買い物。それぞれ伝統の技術を生かした昔ながらの和菓子や鮮やかな色彩の新しい和菓子に、子どもたち、迷う迷う(笑)

買いたいものはたくさんあるのですが、お財布と相談してひとつだけ購入。えらいぞ!「自分のお金」と思うからか、親におねだりするときの表情とは全く違いますね。

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次に立ち寄った家具のカミゼンさんは、小物や段ボール製のパズルなど子どもが好きそうなものが並んでいました。「お金たりるかなぁ」とお財布をのぞき込む男の子に「消費税込みの値段だよ。これなんかいいんじゃない?」とお店のご主人。

しばらくして大きな袋を持って出てきた男の子。思いきった買い物をしたようで、得意そうな笑顔でした。1軒目では、がま口の開け方がわからず、大人に手伝ってもらっていた子どもたちも、このあたりからは、自分でスムーズに開けられるようになっています。小さな成長に親もほっこり!

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ひと休みした後は「横町通り」を散策。
立ち寄った手作りの松屋とうふ店さんは、子どもにも優しいお店でした。お店の中の様子や豆腐を作っているところが小さな子にも見やすいように、「のぞき窓」があります。ワクワクしますねぇ~♪

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岩槻まち歩き、こんな楽しみもありました!
まちのあちらこちらにあるイラストマップや「岩槻古城八景」を紹介する看板、歩道の足元にある「いわつき郷土かるた」のタイル、地元の方に案内していただいたまち歩きは、小さな発見があって、大人も楽しめました。車や自転車で通過してしまい気にも留めなかったことを今日の探索ツアーでたくさん発見することができました。

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さらに、こんな気付きも。
「洋品店」「金物屋さん」という看板を見て、子どもから「何屋さん?」という質問が。そういえば、最近このような商店を見かけなくなりましたね~。そう、スーパーマーケットやショッピングモールばかりで、まちなかの商店に行かなくなりました。

立ち寄った洋品店のカシワヤさんでかわいい柄のハギレがたくさん売られていて、その布の山に女の子の目がキラキラ。宝物を見つけたような子どもの表情にハッとさせられました。商店には想像力をかきたてる何かがあるのかもしれません!

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いよいよお買い物できる最後のお店へ。尚古堂さんは、案内してくれた地元の方も子どもの頃から通っていう文房具屋さんなのだそうです。

さあ、がま口にはいくら残っているか?!
「これ、税込の値段ですか?」「あ、これなら100円で買える!」
と、子どもたちはあれこれ迷っていましたが、本日最後のお買い物、無事終了。

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「最後までよく歩いたね。お疲れさまでした!」とお互いに声をかけあった後、まち歩きの写真を見ながら今日のツアーを振り返りました。

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子どもたちは買ったものを見せあったり、印象に残ったことを発表しあったりして、みんな満足そう。歩きながら聞いたことや見たことをメモしていたので、それを発表した子もいました。まち歩きもお買い物も楽しかったようです。

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さて、この「岩槻東口お店探検まち歩きツアー」。
子どもたちにとっては「楽しいお買い物ツアー」だったのかもしれませんが、大人のわたしにとっても興味深い体験となりました。

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自分たちが住むまちに、まだまだ知らないお店がたくさんあることを知ったことはもちろん、城下町岩槻の江戸時代の古地図を見て、今の岩槻駅がこの辺、我が家はこのあたりかな?などと夫と話したり、普段何気なく見ていた風景にあらためて歴史を感じたり。自分の暮らすまちの良さを多くの人に伝えたり、その良さを生かすまちづくりを進めたりしている方々がたくさんいるんだなあと気付いたことも大きな収穫です。

「岩槻まちの戦略会議」は毎年、まちかど雛めぐりと同時開催で「ちょっと市」や「ひな市」というイベントを開催していることも教えてもらったので、これからは自分の暮らす岩槻を積極的に(!)楽しんでみようと思っています。

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